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基本的に写真ブログ。画像多いのでパケ死注意。

current #2 " RICOH IMAGINGとCP+2021 "

 

今日(2021/02/25)からカメラメーカーの祭典であるCP+2021が開催されました。今年は新型コロナ感染症のため異例のオンライン開催となりましたが、今の所順調に各社発表などを行っているようです。

 

さて、我らがRICOH IMAGINGですがいくつかの新製品発表、開発発表が行われました。発表のほとんどはどこかしらからのリークやRICOH自身でおもらしした内容が多かったため、新鮮味に少し欠けていたかな?とは思います。

 

 

J limited 01(K-1 Mark II J limited)発売

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引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/event/2021/cp2021/newproducts.html

PENTAXユーザーには既にお馴染みのカスタムブランドでとなっているJ limitedシリーズ。今回は2018年に発売されたK-1 Mark IIのカスタムモデルとなる J limited 01 が正式発表されました。受注開始が2021年2月25日、発売が同年4月30日とのこと。

 

KP J limitedに引き続きグリップには北米産ウォールナットを使用したウッドグリップ、マウント部にはCITIZENの技術を使用した傷のつきにくい「デュラテクトコーティング」を採用。なんと今回、軍艦部には二重の真鍮製カバーをセット。

 

カラーはブラック&ゴールドヴィリジアンスカーレットルージュLX75メタリックの計4色がラインナップ。前回のKP J limitedが2色のみのラインナップだったことを考えると、今回は特に気合が入っているな!と感じます。

 

 価格は「オープン価格」となっていますが、マップカメラなどでは約31万円

 個人的に気になるのはスカーレットルージュとLX75メタリックですが、「31万円かぁ~」という感じです。第一弾のKP J limitedの時はテストも兼ねて価格も抑えめだった、との事で、仕方ないのかなとは思います。1%erの方々は是非。

 

 

HD FA Limited 発売

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引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/event/2021/cp2021/newproducts.html

数値だけでは評価できないレンズの「味」を追求したFA Limitedシリーズ。長年リニューアルの行われなかった本シリーズですが、今回、HDコーティングSPコーティングを施し、円形絞りを採用したことで、HD FA Limitedとしてリニューアルされました。

お値段は現在のsmc版と据え置き?となる模様です。発売日は4月下旬とのこと。

 

HD FA 31mm F1.8 - 希望小売価格 15万6000円(以下税別)

HD FA 43mm F1.9 - 希望小売価格 8万7000円

HD FA 77mm F1.8 - 希望小売価格 12万円

(実売価格はここから数万円ほどお安い模様です。)

 

こちらはRICOH IMAGING側がCP+内のセミナー予定を「HD FA Limited 新しい3姉妹と語る写心」というタイトルで公開してしまい、そこから次々とリークや公式のおもらしが続いたため、CP+で公開された時には既に周知の事実となってしまっていました。RICOH IMAGINGらしいミスではあるのですが、もう少し何とかならなかったのか…

 

以前には「HDコーティングをしたからと言って、レンズの『味』が失われてしまっては意味がない」旨の話をされていたので、今回のリニューアルではそのいい塩梅を見つけられた、との認識をしているのですが、一体どのような写りになっているか気になりますね。個人的にはパープルフリンジが改善されていると良いのだけれど。

 

追記:「Limitedレンズ スペシャル対談」にてフレア、ゴーストの比較画像が公開されました。

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引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/event/2021/cp2021/seminar.html

従来smc版よりも大幅にフレア、ゴーストが低減している様です。また、この画像を見る限りでは円形絞りによる光芒の変化もあまり無さそうに見えます。

 

 

HD PENTAX-DA* 16-50mm F2.8 ED PLM AW(仮称)開発発表

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引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/event/2021/cp2021/newproducts.html

以前「まぼろしの参考展示PENTAX製品」として公開された動画にて紹介されていたレンズが、今回正式に開発が発表されました。35mm換算24.5~76.5mmをカバーするF2.8通しの高性能(スター)レンズで、PLMによる高速なフォーカシング、全域30cmの最短撮影距離などが特徴とのこと。

 

発売は2021年中を予定との事ですが、例によってPENTAXなので、最低でも半年~1年は延期を覚悟しておいたほうが良さそうです。

 

追記:「Limitedレンズ スペシャル対談」にて作例が公開されました。

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引用:http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/event/2021/cp2021/seminar.html

見る限りとてもクリアーでボケも綺麗な印象です。また広角端、四隅を拡大しても倍率色収差はほとんど見られません。実物も公開されて、2021年中発売の可能性も少し濃厚になってきました。K-3IIIに見合うレンズとして現在開発中とのことなので、非常に楽しみです。

 

 

…とここまで書きましたが、一番気になる「K-3 Mark III についての情報」はあまり発表されませんでした。「K-3 Mark IIIのご紹介」と称する動画が公開されましたが、基本的に今までの情報をまとめたような作りで、発売日や価格などは発表されず…(そもそもスペックに関してはほとんど発表済みなのでそれは仕方ないか…)

 

元々CP+に合わせて発売予定との事でしたが、一週間前には発売延期発表がなされていました。久々のAPS-Cフラッグシップ機とのことで期待はしているのですが…ぜひともここは踏ん張って、なるべく早く発売してくれることを願っています。

 

 


 

追記:動画内で触れられていたK-3MarkIIIの新情報をメモ程度にまとめました。