misc #4 " PENTAX KPと55-300PLMで撮る航空機 "
私の愛機PENTAX KPですが、一番の弱点…それはバッファ。JPEGで28コマ、RAWだとなんと8コマまでしか撮れません。ほとんどの場合、1秒ちょっとでバッファが切れてしまいます。
そんなKPとHD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR REで撮った航空機写真、是非御覧ください。(航空機についての知識はありませんので、間違いがあればご指摘お願いします。)
55-300PLM単体のレビューはこちらからどうぞ。
2機のA320がすれ違う瞬間を捉えました。こちらはRAWから現像。今までのPENTAX機と比べるとシャッターラグが小さい(気がする)ので、一瞬を意識しながら撮影すれば決定的瞬間もKPで撮れないことは無いです(簡単とは言いませんが…)。
こちらもRAWから現像。夕焼けのグラデーションと機体との対比、どうでしょうか?手ブレ補正のおかげで被写体もキッチリ止まっています。
こちらはJPEGから現像しました。やはりRAWと比べると調整の幅が狭いので、撮るその時々である程度の調整ができれば一番ベストなのですが、やはり動きモノだと難しいですね。
この時はAF-C多点オートで撮影していましたが、55-300PLMの高速なフォーカシングも相まって基本的にAFを外すこともなくガッチリピントが合っていました。AFシステムはK-3、K-3IIと同様のSAFOX11ですが、アルゴリズムが新しいようで、精度という点で言えばKPの方が優秀?なのかもしれません。
流し撮りの撮影です。K-3IIから流し撮りを自動認識するようになったようで、手ブレ補正ONでもこうやって被写体を追いかけながらパンすれば流し撮りができます。(中途半端な振りだと手ブレと認識されて流したい背景の方が止まってしまうこともしばしば…)
…とこんな感じです。PENTAX自体あまりバッファは積まない主義なのか、次に出るK-3IIIでも少し控えめになっています。それをどう受け取るかは皆さん次第だと思うのですが、とりあえず、バッファの少ないKPでも撮れんことはないよ、って記事でした。