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基本的に写真ブログ。画像多いのでパケ死注意。

diary #4 " 修二会2021 " (2021/03)

 

今年も修二会の季節がやってきました。私はこの行事を迎えてやっと「春が来た」実感が湧きます。それぐらい自分の中では重要な行事なのです。

 

「修二会」とは簡単に説明すると、東大寺にて人々の幸せを願って行われる伝統行事です。「お水取り」「お松明」とも呼ばれます。過去に簡単に解説する記事を書いたので、知らない方はそちらも御覧ください。

 

当日は雨。あまり強くはありませんでしたが、予報ではもう数時間続くとの事だったので少々心配です。

 

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梅が見頃を迎えていました。もうちょっと望遠で狙いたかった所なのですが、生憎メイン機のKPはDA*50-135のピント調整と共に送り出されてしまったので、手持ちにはK-5のみ。そのためKAF4マウントのDA55-300PLMは持ち出さず(絞り制御不可)。

そのため今回のメイン機はK-5 + F 35-105mm F4-5.6 となりました。性能はまあまあのレンズです。ただ最短撮影距離1.4mは無いでしょ…。しかし修二会で使うにはこのぐらいの焦点域が便利です。

 

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あとK-5の手ブレ補正が若干怪しいです。止まるときと止まらない時が…一応動いてはいるみたいなのですが。経年劣化ですかね?

 

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行が始まるのは19時から。始まる前にお手洗いに行くことに。ふと雨が止んでいることに気が付きました。これが大仏様のお導きなのか…ともかくそれから急いで広場に戻りました。

 

しばらくして行が始まります。この日は10本の松明が順番に出ていきました。

 

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この日はあまり松明を回さなかったようで、過去に撮ったような綺麗な火の粉の螺旋は撮ることができませんでした。これは仕方ないです。

 

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あとこの日はK-5の暗所下でのAFの弱さに苦しめられました。PENTAXが「-3EV対応」と正式に謳い出したのはK-5II、K-5IIs以降だったと記憶しているので、そういう事なのかもしれません。そのため、今回はピントちょいズレ写真を量産しました。MFの方が良かったかな…と帰ってから後悔。

 

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偶然思いっきりブレましたがこれはこれでアリですかね?ちょっと芸術ちっく。修二会ではこういう偶然もよく起こります。撮っている最中は忙しくていちいちプレビューを見返している暇はありませんので…

 

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大量の火の粉が。今年も灰が目に入ってきて痛かったです。この火の粉を浴びると健康になれる、と言われていたりするので、そう信じています。

 

松明の写真でピントが決まっていてそれなりに見れるものはこれぐらいでした。ちょっと悔しいですが仕方ないですね。来年に期待。コロナも少しは収まってるといいな。

 

 

 

…とまだ終わりではありません。松明が終わったあとは二月堂に上がることができます。人の流れを制限するために階段や休憩所付近は封鎖されていましたが、それ以外は例年通りです。

 

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流石に10年以上前の機種なので高感度耐性はそれなりです。悪くは無いのですが、ISO6400となると結構キツイです。KPが恋しい…

 

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人も少なくなって、雨も降ってきたのでこのへんでお開きにすることにしました。本当はPENTAX MEとPRO400Hでも撮影していたのですが、そちらはまだ現像が終わっていないので今しばらくお待ち下さい…

 

 

(帰りはラーメン食べました。おいしかった。)