diary #11 "モノクロがわかんない " (2021/05)
色情報が無く「輝度」のみを表現するモノクロ写真。
基本的にカラー写真をメインに撮る私ですが、「写真が締まらないから」「カッコよくしたい」などどちらかというと安易な理由でモノクロにするのは逃げた感じが…という所で基本的にモノクロでの撮影を避けていました。しかしこれはある意味
カラー写真に逃げているのでは?
という事で珍しくモノクロ(カスタムイメージ:WB)をメインに撮影してみました。結果としては…色々と勉強になりました…
撮影:PENTAX KP / HD PENTAX-DA 55-300mm F4.5-6.3 ED PLM WR RE
モノクロで撮る…とは?カラーとの違いってなんだ…?手探りで色々と撮っていきます。
逆にカラーより難しいのではないか?
こういう形や素材を強調する場合は相性が良いように思いました。カラーでは「色情報」が逆にノイズになってしまうような。モノクロってこういうこと?
カラーとモノクロでは着目点を変えるべきなのか?といつもはあまり撮らないような部分を撮ってみる。人々の脚、横断歩道、電線の影。
LOOP HOLE(抜け穴)
スミエボシ?って言うのかな。サボテン。いっぱいあって可愛かったです。
日常感を引き出すのにもモノクロは向いているのかも。
階段の影。シンプルに。モノクロだと影が強調されます。
カラーの時より構図に意識が行くので、普段より気を引き締めながら撮りました。
静けさの演出。
またこのへんでモノクロ写真がわからなくなってきました。うーーーーーーん…
鯉のぼり。そういえばもう5月でしたね。時の流れは残酷です。写欲が湧かなかったため、藤の時期は完全に逃がしました。
モノクロ写真、久々に撮ってみましたが結局何もわからなくなってしまいました。やっぱり難しいことを考えるとダメですね。ある程度フィーリングに任せないと自然に撮れなくなる…考え込むのもほどほどに。